現代病の「糖尿病」とはどんな病気なの?
※ある日の昼食 iPhone SE3
私は、33歳の健康診断で血糖値・HbA1cの数値が高く、結果的に糖尿病になりました。
その際に、糖尿病について勉強したので、ここでは糖尿病とはどんな病気で、どんなことをしたら良いのかまとめておきます。
私は糖尿病といわれてから
- 教育入院 12日ほど
- 入院中に投薬開始、インスリン注射なし
- 退院から5ヶ月で投薬不要に
糖尿病は血管を蝕む病気
糖尿病はお年寄りがかかっていそうな病気のイメージですが、若い人でも食生活が悪かったりするとかかってしまう現代の病気です。
具体的にどんな痛み?症状は?という声があがってきそうですが、「血管を蝕む病気」です。
なので、初期症状というものがありません。
じわじわと進行してきて、症状が出るころには一大事になっています。
糖尿病のステップ
糖尿病は、血液の中のブドウ糖の数値「血糖値」、および血糖値の2ヶ月ほどの平均値である「HbA1c(ヘモグロビン エーワンシー)」の数値を見て診断されます。
流れとしては、このような感じです。
- 食事をして血糖値が上がる
- 食事の内容や脂肪によって血糖値が下がらない
- 結果的に、HbA1cが上がってしまう
血糖値やHbA1cが高い状態のままだと、血液の中にブドウ糖が多い状態なので、血管を傷つけることになります。
その結果
- 細い血管が詰まる
- 神経がやられる
足の怪我に気づかなかったり、目に異常がでたりします。
糖尿病の対策や改善方法
糖尿病を未然に防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?また、糖尿病と診断されてからどうしたらいいのか?
それは、「栄養バランスの良い食事」と「適度な運動」をすることです。
糖尿病は、血液の中にブドウ糖が多い状態のことですが0にすることはできません。
なぜなら、ブドウ糖は脳のエネルギーになったり、グリコーゲンに変換され筋肉のエネルギーになるからです。
なので、ブドウ糖を適度な量にする必要があります。
そのために、ブドウ糖のもとになる食事を管理をしたり、運動で体を動かして貯まっているグリコーゲンを消費させてあげます。
栄養バランスを考えた食事が大事
糖尿病対策、改善に食事管理は、ものすごく重要です。
ですが、大きく身構える必要はありません。
白米・麺類・パン(炭水化物)、野菜小鉢2つ、お肉・豆腐・魚系(タンパク質)
このように、バランスを考えてあげるだけで十分です。
もっとガチガチに管理したい方は、白米の量を計ったり、タンパク質のカロリーを計算したりすると良いですね。
また、血糖値を上げすぎないことが大事になってくるので、糖の吸収をゆるやかにしてくれる野菜から食べるのがおすすめです。
お腹が空いたからと、白米やお肉からガッツクのはやめましょう。
ゆっくりよく噛んで食べることも糖の吸収をゆっくりにしてくれます。
体を動かして運動することも大事
運動をすることも、食事管理と同等に大事です。
まず、体重が重いかな?と思っているあなたは、脂肪によってインスリンの働きを邪魔している可能性があり、血糖値がなかなか下がらない体になっています。
ですので、ゆっくり体重を落とす必要があります。1ヶ月に2kgぐらいを目安に。
食事を変えてしまえば多くの方は体重が落ちると思います。
そして、運動をするとグリコーゲンが消費されるのはもちろんですが、血糖値の上昇を抑えてくれる効果もあります。
仕事をしていてなかなか運動できないなと思っているあなたは、朝の散歩からはじめてみませんか?
下半身を動かすようにすると痩せやすくなりますよ。
もし、運動ができないと思っているならお金の力を使ってみましょう。
お金といっても「ジム」に入会することです。
ジムに入会すると月3000円や5000円と、いくらか支払わなければいけません。
人間は不思議なもので、お金を払っていると払った分のもとをとりたくなります。
そういった心理を使って、ジムに通って少しでも体を動かしてあげましょう。
私は教育入院が終わってから、すぐにジムに入会して現在7ヶ月が経過しました。
体重は、入院時84kg、退院時80kgほどでしたが、現在64kgです。
すべて今年1年以内のお話でした。
もし、健康診断受けていないな、体が少し不調だな、糖尿の家系だな、と思うふしが少しでもあるなら、改善してみませんか?